借金まみれから復活した人が必ずやっている共通点としてはダメなこと

借金まみれから復活した人が必ずやっている共通点は①収支を再確認する、②返済計画を立てる、③専門家へ相談して具体的に解決策をおこなうの3つです。

借金の金額が低い人は収支の再確認をして倹約をすれば自力で借金を返すことができます。しかし、借金の金額が高い人は弁護士や司法書士に相談して債務整理をおこない、借金を減らさないと簡単に解決できません。

借金を抜け出す方法を知り、実際に行動に移せば借金まみれから復活することができます。また、借金地獄から金持ちになるポイントを押さえれば今の生活から抜け出すことは簡単です。

借金まみれから復活した人が必ずやっている共通点

収支を再確認する

借金問題を抱えると、すぐに借金の返済に焦りがちですが、借金まみれから復活した人たちの共通点の1つに、収支を再確認する習慣があります。

なぜ収支の再確認が重要かというと、収支を見直すことにより、借金の根本原因を特定して新たな借金を防ぐことができるからです。

例えば、給料日になるとついパチンコに行ってしまう人は、最初に借金返済を行い、生活費を封筒に分けておき、次の月までキャッシュカードを金庫に保管するなどの方法を取り入れています。

このように収支の再確認を行い、自分の支出パターンを知っておくことで、無駄な出費を抑えることができます。

また、ストレスで買い物をしてしまう人は、クレジットカードの限度額を下げて生活費以外で使えないように設定することで、衝動買いを防ぐことができます。

借金の返済計画を立てる

借金まみれから復活するためには、まず自分の借金の状況(負債額、利息の金額、収入と支出)を正確に知って返済計画を立てることが大切です。

複数の金融機関から借入れをしている人は、利息の割合や返済時期がちがうことから効率よく確実に返済できる計画を立てることがむずかしいです。

弁護士・司法書士への無料相談する

借金を利息付きのまま自力で返すことがむずかしい人は、借金問題を専門とする弁護士や司法書士の無料相談を活用すべきです。

無料相談では借金がどれくらい減額できそうなのか、ローンが残っている場合に借金を整理するとどのようなリスクがあるのかといったことを詳しく話してくれます。

実際に弁護士や司法書士に相談して借金を整理してもらったことで年間の返済総額が50万円以上減ったという事例も多くあります。

借金減額診断を試す

いきなり弁護士や司法書士に相談するのは気が引ける人や不安な人は、減額診断を利用して自分の借金がそもそもどれくらい減るのかを確認することから始めるべきです。

弁護士公認の借金減額診断なので、いくら減るか分かったらそのまま無料相談をしてみることもできます。

債務整理をする

債務整理とは、借金の利息を減らして借金の返済額を減らしたり、借金じたいをなくすことができる手続きです。

債務整理は借金に関わる3つの手続きの総称で手続きによって効果や費用がちがいます。

債務整理の種類

任意整理	任意整理は貸金業者と直接交渉して借金にかかる利息をカットして元金だけを返済する手続きです。
自己破産	自己破産は借金の支払い義務を全額免除できる手続きです。全てを失うことはなく一部の財産を残すことができます。
個人再生	個人再生は裁判所を通しておこなう手続きで、借金を最大10分の1まで減らすことができます。

任意整理は借金減額の手続きで裁判所を通さないのでもっとも手軽で、家族にも内緒でできるメリットがあります。

しかし、自己破産や個人再生は大幅に借金を減額できる手続きのため、裁判所を通さなくてはいけないほか、家族に内緒にすることはむずかしいです。

借金まみれから復活したい人がやってはいけないこと

クレジットカードを使用する

借金まみれから復活したい人は、既にブラックリストに名前が載っていてクレジットカードが使えなくなっている可能性がありますが、使える場合であっても使ってはいけません。

クレジットカードはキャッシングを簡単に利用できてしまう点と、立て替え支払いによって、現金を使っている感覚がマヒしてしまう点の2つの使用上のリスクを抱えています。

借金だらけでどうしようもない人は、クレジットカードがまだ使えるから大丈夫という心理になっている人が多く、問題を先送りにしてるだけでなく、借金をさらに増やしている可能性があるので使用はやめるべきです。

生活に必要がない高価なものを買う

借金をしているなら生活に必要がない高価なものを買うことはやめてください。

浪費癖がある人は買い物依存症になっている可能性があるため、借金問題の解決の相談だけでなく、依存症カウンセリングもうけるべきです。

市や区役所の生活相談課にいけば自分に合った解決方法を教えてもらうことができます。

ギャンブルをする

借金まみれから復活したい人はパチンコや競馬といったギャンブルを絶対にしてはいけません。

ギャンブルをやり始めるとやめられずに借金が増えることになります。また、ギャンブルによって借金がさらに膨らんでしまうと、債務整理の減額手続きをしても借金の返済できなくなります。

ギャンブルは依存性があるので、借金を完済してからもやるべきではありません。もし、任意整理中にもギャンブルがやめられないのであれギャンブル依存症です。

借金の返済とあわせてギャンブル依存症を治すために、ギャンブラーズ・アノニマスやギャマノンといった専門機関、病院のギャンブル依存症の専門窓口を受診する必要があります。

ギャンブル依存症の相談については、消費者庁の「ギャンブル等依存症に関する相談窓口」を参考にして専門窓口に相談すべきです。

闇金から借り入れる

闇金やソフト闇金は、金融庁の「登録貸金業者」に登録されておらず、貸金業法で定められている上限金利を超える違法な金利で貸し付けをおこなっている金融業者です。

「ブラックリストに載っていても借りれる」、「審査なしで10万円借りれる」といった甘い条件を提示して、正規の貸金業者から借金できない人でも借りれるようにしています。

ただし、トサン(10日で3割)やトゴ(10日で5割)といった異常に高い金利で貸し付けていたり、返済期間が7日や10日など極端に短く設定されています。

闇金に手を付けると家族や職場、近隣住人にも迷惑をかけることになります。

収入があっても借金の返済が間に合わない人は、闇金や個人融資に頼るのではなく、今すぐ弁護士や司法書士に相談して債務整理をするべきです。

債務整理を弁護士・司法書士に依頼すると借金の返済が一時的にストップします。これにより新たな借り入れはしなくてすみます。

さらに、債務整理の手続きが完了すると利息がカットされて、元本だけの返済になるだけでなく、毎月の返済額も減らすことができるので生活の立て直しができるようになります。

貸金業者から借金をする

借金まみれから復活したい人は借金の返済のために借金をするといった負の連鎖を生んでしまいがちですが、絶対に借りてはいけません。

収入があっても借金の返済が間に合わない人は、今すぐ弁護士や司法書士に相談して債務整理をするべきです。

債務整理を弁護士・司法書士に依頼すると借金の返済が一時的にストップします。これにより新たな借り入れはしなくてすみます。

さらに、債務整理の手続きが完了すると利息がカットされて、元本だけの返済になるだけでなく、毎月の返済額も減らすことができるので生活の立て直しができるようになります。

借金の滞納

借金を返せず約2か月程の滞納をすると業者によっては訴訟をおこします。

訴訟をおこされるとほぼ勝ち目はありません。裁判で負けると財産や給与の差し押さえをされてしまいます。差し押さえは借金がゼロになるまで何回も発生します。

訴訟を起こされて、差し押さえされる前に弁護士や司法書士に相談して債務整理すべきです。

借金まみれから復活した人によくある質問

借金まみれから復活するには何をすべきですか？

借金まみれから復活するには3つの方法をクリアすれば確実に復活することができます。1つ目は収支の再確認をして出費を見直す。2つ目は借金の返済計画を立てる。3つ目は弁護士や司法書士に相談することです。3つ全てをした方が借金まみれから復活するスピードが早くなります。詳しくは｢借金まみれから復活した人が必ずしてる共通点｣をご確認ください。

リボ払いの借金はどうすればいい？

リボ払いで借金の返済をしている人は返済額の大半が利息のため、返済がすすまないのではないでしょうか。リボ払いをやめるにも一括で支払いをしなければならない制約があります。そんな時は債務整理をして利息をゼロにして元本だけ返済できるようにすべきです。詳しくは｢借金の返済計画を立てる｣をご確認ください。