エポスカードの支払い遅れをしたら絶対すべきことと放置するリスク

エポスカードの支払いが遅れると、支払い日の翌日から遅延損害金が発生します。支払いの遅れが続くと督促状が届き、最終的には裁判をおこされて給与が差し押さえられます。

エポスカードのコールセンターに連絡しても、支払いを待ってもらうことは原則としてできません。しかし、分割返済や支払日の延長を相談して返済猶予がもらえるかもしれないので、相談するべきです。

くわえて、債務整理をすると返済額を減らして毎月の負担が抑えられる可能性があるので、借金がいくら減らせるかが匿名でわかる無料の借金減額診断を必ず利用してみるべきです。

エポスカードの支払いが遅れたら絶対すべきこと

エポスカードに連絡して返済猶予をもらう

エポスカードの支払いが遅れるときは、エポスカードのコールセンターへ連絡し、返済猶予をもらえないか相談するとよいです。

エポスカードが払えないからといって、支払いを待ってもらうことは原則としてできません。

しかし、支払い方法の変更はできる可能性があるので「今月どうしても支払えないので分割払いに変更してほしいのですが」と相談してみましょう。支払いが遅れる理由や支払い予定日も合わせて伝えます。

エポスカードが踏み倒しをするつもりはないのだと安心すれば、支払いを1回待ったり分割払いに変更してくれたりするかもしれません。

エポスカードの連絡先

1. 準備するもの

• エポスカード(カード番号が必要です)

2. コールセンターへの連絡先

• 東京　03-3381-0101
  (固定電話から)0120-086-315
  (携帯・スマートフォンから)052-300-1515　
  ※受付時間：9：00〜19：00(12月31日～1月3日までは定休日)
  

エポスカードからのしつこい督促をとめる

支払いが遅れ続けると、一括請求や支払督促といって未払いの借金を返済するようにエポスカードから毎日のように連絡がきます。

一括返済や支払督促を放置し続けていると、訴状が届きエポスカードに裁判をおこされます。

一括請求が届いた時点で無視せずに、セディナと連絡をとるべきです。裁判を起こされて給与や財産が差し押さえられたら、生活ができなくなってしまいます。

1回でも支払いが遅れるなら弁護士へ相談する

1回でも支払いが遅れるのなら、弁護士・司法書士に相談するべきです。今月だけ、来月以降は支払い続けられると思っていても、1回・2回と支払い遅れが重なっていくとあっという間に遅延損害金は増えていきます。

任意整理は遅延損害金や利息をカットできるので、毎月の負担を減らすことができます。

セディナの支払いが1回でも遅れるなら、弁護士・司法書士に手続きしてもらい任意整理をするのがおすすめです。どのくらい返済が減るのか、まずは相談だけでもしてみるべきです。

エポスカードの支払い遅れを放置するリスク

遅延損害金が発生する

エポスカードの支払いが遅れた場合、支払日の翌日から遅延損害金が発生します。

遅延損害金は滞納日数に応じて加算され、金額が増えていきます。

遅延損害金は、通常のキャッシング利率や貸付利率より高い利率で計算されることが多く、滞納日数が延びるほど金額が増えていきます。

遅延損害金は以下の式で求めることができます。

滞納している金額 × 遅延損害金利率 ÷ 365（※） × 滞納日数
※うるう年は366

例えば、エポスカードのショッピング利用で滞納している金額が10,000円、遅延損害金利率が年率14.6％、滞納日数が10日の場合、遅延損害金は次のように計算できます。

10,000円 × 14.6％ ÷ 365 × 10日 ≒ 40円

また、キャッシングの支払いを滞納すると、遅延損害金利率はさらに高額な年率20.0％になります。滞納している金額を返済しない限り、遅延損害金の発生は止められません

家族や同居人にバレる

支払いが遅れると、エポスカードからの督促は数日後から1週間程度で始まります。

最初は電話で残高不足などの通知があり、その後も督促を無視し続けると、自宅に指定口座などを記載したハガキが届いて、家族や同居人にカードの支払いができていないことがバレてしまう可能性があります。

エポスカードがいっさい使えなくなる

支払いが遅れると、支払日から数日〜数週間でエポスカードが利用停止になりいっさい使えなくなる可能性があります。

利用停止後でも、支払いを行えば再びカードは利用できるようになりますが、

ブラックリストに載る

エポスカードの支払いが遅れてから2か月(61日)以上が経過すると、延滞の事故情報(異動情報)が信用情報機関に登録され「ブラックリストに載る」状態となります。

事故情報が登録されると、支払い遅れの分を返済しても5年間はクレジットカード・カードローンの利用や消費者金融の利用は原則としてできなくなります。

強制解約されて一括返済を迫られる

滞納が2か月以上続くとエポスカードは強制的に解約となります。

強制解約されると、期限の利益が喪失されるので未払いの手数料や遅延損害金を含むすべての借金の残高が一括で請求されます。

裁判を起こされて差し押さえになる

滞納が3か月以上続くと、カード会社や債権回収会社が訴訟をおこし裁判所に申立てをおこなうことがあります。

申立てが受理されると、訴状や支払督促が送られてきて裁判を起こされる可能性があります。

支払督促や訴状に迅速に対応をしないと、給与や賃金、退職金といった所有財産が差し押さえられてしまいます。

エポスカードの支払いが遅れたときの解決法

親族・友人に頭を下げる

親族や友人に頭を下げてお金を借りるのも選択肢の一つです。

借用書を作成し、返済計画を明確に示して誠実にお願いすれば、貸してくれる親族や友人がいるかもしれません。

親族や友人からなら、無利息や低利息でお金を借りられるかもしれませんが、お金を借りることで信頼を損ねます。

人間関係に悪影響を及ぼすので、今回限りの選択にするべきです。

不用品を売ってお金を作る

すぐにお金が手に入るので、不用品を売ってお金を作るのもひとつの手です。

不用品を街のリサイクルショップやインターネットのフリマで売れば、一時的に資金調達をおこなうことができます。

しかし、不用品にも限りがあるので、長期間続けることはできません。バイトや副業で追加収入を増やすことも検討するべきです。

債務整理で毎月の負担を減らす

エポスカードの支払いが遅れている人は、弁護士・司法書士に相談して債務整理を検討し借金を減額すべきです。

債務整理には、借金を免除する自己破産、借金を最大9割カットする個人再生、毎月の負担が減らせる任意整理があります。

エポスカードの支払いが1回でも遅れるなら、任意整理がおすすめです。任意整理は遅延損害金や利息をカットできるので、毎月の負担を減らすことができます。

借金を減額する任意整理

任意整理は貸金業者と直接交渉して、遅延損害金や利息をカットしたり、返済回数を36回～60回払いに変更して毎月の支払額を減らすことを目的とした手続きです。

依頼費用は手続きの中でも安くて、生じるデメリットも小さいので誰でも気軽におこなうことができます。

任意整理でできること

利息や支払い遅れで生じた遅延損害金などをカットして、元金だけ返すことができます。

例えば100万円程の借金をしている人が2年以上の返済計画を立てていると総額120万～140万円程度の借金を返済する必要があります。

しかし、任意整理をすれば100万円の元本だけの返済ができるので、任意整理の依頼料を差し引いた約10万～20万円程度を支払う必要がなくなります。

任意整理は利息カットによる借金減額だけではありません。

任意整理では支払い回数を原則として36回～60回に変更してもらうことができます。業者によっては90回払いにも対応してくれるところがあります。

支払い回数が増えても利息が乗ることはありません。

元本の返済を回数を増やして返済できるので、今支払っている借金額よりも低くすることができるので、生活の立て直しができます。

借金をゼロにする自己破産

自己破産は支払いする力が残っていない人がすべき借金解決方法です。

自己破産手続きをすると借金の支払い義務から解放されるので実質、借金がゼロになります。

自己破産でできること

支払いができない人は裁判所に破産申し立てをして、裁判所に認められると借金がゼロになります。

自己破産には手続き費用がかかりますが、お金がなくても手続きを進めることは可能です。今返済できずに延滞や滞納を繰り返している人は自己破産の相談を弁護士にすべきです。

自己破産をすると高価なものは回収されてしまいます。例えば、持ち家や値が付く車やバイクなどは回収の対象になります。

しかし、現金や家具、家電、預貯金などは一定額なら手元に残すことができます。そのため、自己破産をして｢手元に何も残らないから人生が終わるのでは？｣と考えている人でも安心して手続きができます。

借金を大幅に減らす個人再生

個人再生は裁判所を通して、貸金業者と返済計画を立て、借金の減額をする手続きです。

任意整理とちがって利息カットだけでなく、元本のカットも可能です。

ただし、最低でも100万円の返済義務は残るので、200万円以下の借金では個人再生をする意味がほとんどありません。

個人再生でできること

個人再生は裁判所へ申し立てをして、借金を返せない理由や返済計画について認めてもらいます。

さらに債権者集会において返済計画を聞いてもらい、合意してもらえれば、借金の大幅減額が可能になります。

債権者集会で過半数の貸金業者が反対をすると個人再生は認められず失敗に終わります。

エポスカードの支払い遅れでよくある質問

エポスカードの支払いが遅れたらどうすればいい？

エポスカードの支払いが遅れたときにどうすればよいかは状況により変わります。詳細は「エポスカードの支払いが遅れたら絶対すべきこと」でご確認ください。

エポスカードの支払いが遅れたときのリスクって？

エポスカードの支払いが遅れると、日を追うごとにリスクが増えて、最終的には差し押さえられる可能性があります。詳細は「エポスカードの支払い遅れを放置するリスク」をご確認ください。