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    過払い金のCMがうざい原因と今後CMを流す事務所が少なくなる理由

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    世間では過払い金のCMに対する評判が悪く、TwitterやYahoo!知恵袋などのインターネット上では、過払い金のCMはうざいとの口コミが見受けられます。

    うざいといわれる理由はいくつかありますが、そんな過払い金のCMは今後流れなくなる可能性が高いです。

    過払い金のCMがうざいと感じている人にとってCMが流れなくなることは喜ばしいことかもしれませんが、本来取り戻せたはずの過払い金が取り戻せなくなる恐れがあります

    過払い金が発生しているかもしれないと少しでも思ったらいち早く弁護士・司法書士に相談するべきです。

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    目次

    過払い金のCMがうざいと言われている原因

    ナレーションや効果音が威圧的で怖い

    過払い金請求のCMといえば、淡々と説明しているナレーターの声が怖いとイメージされる人は多く、インターネットでも、過払い金CMのナレーターが怖いとの口コミがたくさん寄せられています。

    テレビで流れるCMの多くはポップな印象のあるものが多いため、過払い金のような威圧的な口調で淡々と説明するCMは見てて恐怖感を抱く原因となっています。

    また、アラームのような効果音が流れてきてビックリしたという声も寄せられています。

    過払い金が発生している人に注意を促したい事務所の狙いがうかがえるものの、テレビやラジオを視聴しているすべての人に過払い金が発生しているわけではないので、関係ない人からすると驚かされるだけにすぎません。

    ついアラーム音に反応した結果、ナレーターが威圧的な声で過払い金の説明を聞くことになるため、過払い金のCMは怖い、うざいといった印象を持つ人がたくさんいらっしゃいます。

    やたら不安をあおっていて不快

    CMでは、「100万円が戻ってくるかも」、「過払い金請求には期限があります」といったあおり文句で過払い金請求をするように視聴者を促しています。

    このあおり文句が「怪しい」、「胡散臭い」といったイメージが先行してしまい、過払い金のCMが流れるたびに不快に感じるとの口コミが寄せられています。

    過払い金請求は、アコムやプロミス、エポスカードといった貸金業者に支払いすぎた利息を取り戻す手続きであり、借り入れ金額や返済期間によっては100万円前後の過払い金が取り戻せる可能性があります。

    また、過払い金請求には時効があって、借金を完済してから10年を過ぎると、時効が成立してしまい、過払い金を取り戻すことができなくなるため、CMの説明は決してうそではありません。

    ただし、1回につき15秒前後のCMに1から10まで説明することはできないので、視聴者に興味を持ってもらい相談したくなるような言葉を厳選して作られています。

    その結果、借金をしていない人や、過払い金が発生する条件に当てはまらない人にとって、不快だと思われているCMになってしまったのです。

    流れる回数が多くてしつこいと感じる

    過払い金のCMはテレビやラジオで昼夜問わず流れているため、毎日のように見たり聞いたりしている人も多いのではないでしょうか。

    アディーレ法律事務所や中央事務所をはじめ、複数の事務所が過払い金のCMを流しているため、必然的に見かける回数が増えます。

    また、資本力のある事務所では、多額の広告費をテレビCM・ラジオCMにあてることができるので、継続的に流すことができるのです。

    ただし、過払い金の対象ではない人や、そもそも借金をしていない人にとっては関係のない案内にすぎなくて、さらに、威圧的なナレーション、不安をあおるようなCMになっているため、しつこいと感じている人が多くいらっしゃいます。

    過払い金のCMがたくさん流れた背景

    2006年に最高裁判決で「利息制限法を超えた金利は無効」との判断が下されたことが背景となります。

    利息制限法の上限金利より高い金利で借り入れしていた場合、利息制限法の上限金利を超える分の利息は支払いが不要になり、貸金業者に過払い金を請求できるようになりました。

    このような結果が出たことによって、多くの人が貸金業者に過払い金を請求することができるようになり、弁護士や司法書士の事務所が過払い金請求のCMを出すようになりました。

    かつては消費者金融のCMがたくさん流れていましたが、多くの人から利息制限法を超える金利で借りていたため、過払い金請求のCMは非常に需要が高まり、多くの事務所が広告を出すようになりました。

    この流れが背景となり、現在も過払い金のCMが流れるようになっています。

    今後は過払い金のCMが少なくなる理由

    過払い金の対象者が少なくなる

    過払い金請求の件数は年々減っていますが、その理由として、過払い金請求した人が増えていることと、時効が成立したことによって、過払い金請求できる対象者が少なくなっているためです。

    過払い金請求は貸金業者1社につき、1度しか手続きできないため、同じ貸金業者に2回手続きすることはできません。

    また、過払い金請求は最後に返済をしてから10年が過ぎると時効が成立してしまいます。

    2010年におこなわれた利息制限法の改正から12年たっているので、時効が成立したことで過払い金が発生していたにもかかわらず過払い金請求できない人が増えています。

    月日がたつにつれて、過払い金の対象者が少なくなるので、過払い金のCMを流すメリットが少ないということで、CMを打つ事務所は少なくなります。

    CMを流しても費用対効果が悪い

    2015年頃から、過払い金のCMを流さなくなった事務所が増えました。

    昔は、CMをかけることで多くの依頼者を獲得できて、過払い金請求を行うことで多額の報酬を得ることができました。

    しかし、現在は過払い金の対象者が減ったことによって依頼者の獲得にかかるコストが高く、かけたCM費用に対して回収できる過払い金請求の報酬が少なくなってしまいました。

    費用対効果が合わないと判断している事務所は、テレビやラジオでCMを流すのではなく、インターネット広告などで集客しています。

    2023年になった現在では、アディーレ法律事務所や中央事務所がCMを流していますが、月日がたてばいずれ流さなくなる可能性が高いです。

    過払い金のCMだけで依頼する事務所を決めるデメリット

    依頼費用が高い

    テレビCMを流している事務所は、過払い金請求の依頼費用が高い傾向にあります。

    かつて新宿事務所は過払い金のCMを流していましたが、報酬が高すぎてニュースや新聞で取り上げられるほどの社会問題になりました。

    毎日のようにテレビCMやラジオCMを流している事務所の場合、月に数千万円~数億円規模のCM費用がかかっていてもおかしくありません。

    新宿事務所のように社会的な問題になるほど高額な費用を請求してくる事務所は少ないですが、決して安いとはいえない費用である可能性が高いです。

    トラブルにあう恐れがある

    テレビCMやラジオCMは全国の人に届く広告なので、CMを流している事務所には過払い金請求の相談や依頼が殺到します。

    体制が整っていればトラブルは少ないですが、一気に対応できる体制が十分に整っていない事務所に依頼すると、手続きが進んでいない、連絡が取れなくなる、過払い金が手元に戻ってこないといったトラブルにあう恐れがあります

    知名度が高い事務所だからといって、必ずしも過払い金請求に強いわけではなく、満足のいく結果になるとは限りません。

    1円でも多く、1日でも早く過払い金を取り戻すためには、実績が豊富にある、過払い金請求に強い弁護士・司法書士事務所に依頼する必要があります。

    過払い金の対象者が年々減っているように、過払い金が発生していても時効が成立していたら過払い金が取り戻せなくなるので、いち早く相談をするべきです。

    杉山事務所

    全国の相談数は毎月3000件以上。

    数多くの借金問題を解決してきている事務所です。中でも過払い金請求ではビジネス週刊誌ダイヤモンド誌で消費者金融が恐れる司法書士で1位を獲得しています。

    債務整理の手続きを進める上で過払い金の発生があれば杉山事務所がしっかり取り返してくれます。

    過払い金のCMがうざいことについてよくある質問

    なぜ過払い金のCMはうざい?

    人それぞれ理由はちがいますが、「ナレーションや効果音が威圧的で怖い」、「やたら不安をあおっていて不快」、「流れる回数が多くてしつこいと感じる」といった理由でうざいと思っている人がいます。くわしくは「過払い金のCMがうざいと言われている原因」をご確認ください。

    今後は過払い金のCMが少なくなる理由は?

    過払い金請求できる人が少なくなっている現在では、テレビCMをかけても回収できる報酬が少なくなり、赤字になる可能性が高くなるので、今後はCMが流れる頻度は少なくなります。くわしくは「今後は過払い金のCMが少なくなる理由」をご確認ください。

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